開祖・植芝盛平翁の口伝や教えについて、開祖の直弟子・斉藤守弘先生から直接または 間接的に聞いたものを思い出しながら以下に書き記して行きます。 記憶だけでは不正確なこともあるので、記憶と本(特に、斉藤守弘先生が遺された本: 「合気道 剣・杖・体術の理合」港リサーチ社)を参考に進めます。 自分の頭の整理をしながら、どうまとめたら良いか試行錯誤しながらの作業になるので、 少しずつゆっくりとまとめて行きます。

1.『技は、一分一厘くるっても技にはならんぞよ』
・・・基本を守ること!

2.『△に入り、〇く捌いて□におさめる』
・・・△法は、合気道に必要な条件である。構えは半身の姿勢をとり、
   多人数に対してはいずれの相手の側面にも△に入ることが出来る。
   そして一重身(裏三角)となっておさめる。

3.『合気道とは、天授の真理にして、武産の合気の妙用である』
・・・合気道を修業する者にとって、「武産合気」は最大の関心事で
   なければならない。基本を守り、相手と調和し、千変万化する時こそ、
   正しく「武産合気」と称することが出来るのではなかろうか。

4.『人を導くには、先ず自分が動きなさい』
 ・・・技の始まりに際し、相手の側面に回り込むこと。
    「武産合気」を実践する時の心である。



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