武器術(武器技)の稽古について紹介します。

 武器術(武器技)の種類としては、剣、杖、短剣(短刀)の3種類を稽古します。
先ずは武器術(武器技)の基本となる剣と杖の素振りを習熟するように稽古します。

【基本となる素振り】
1.剣の素振り・・・7本の素振り
 (1)一の素振り
 (2)二の素振り
 (3)三の素振り
 (4)四の素振り
 (5)五の素振り
 (6)六の素振り
 (7)七の素振り

2.剣の八方切り

3.杖の素振り・・・20本の素振り
 (1)直突き          (2)返し突き         (3)後ろ突き     
 (4)突き、下段返し    (5)突き、上段返し突き (6)正面打ち込み 
 (7)連続打ち込み     (8)面打ち、下段返し   (9)面打ち、後ろ突き 
 (10)逆横面、後ろ突き  (11)片手下段返し     (12)片手遠間打ち 
 (13)片手八の字返し   (14)八双返し、打ち   (15)八双返し、突き
 (16)八双返し、後ろ突き (17)八双返し、後ろ打ち (18)八双返し、後ろ払い 
 (19)左流れ返し打ち   (20)右流れ返し突き 

杖の場合には、後述する組杖の稽古の為に、
  ・三十一の杖の素振り
  ・十三の杖素振り
も行います。


【組太刀、組杖】
 剣、杖の素振りが出来るようになると、剣対剣、杖対杖、剣対杖の組稽古を
行います。組稽古は、手順が決まっており、いわゆる型のようなものですが、
危険を伴いますので、素振りの基本が出来ない段階では、組稽古をさせることを
控えることが肝要と考えております。組稽古の主なものを以下に列挙します。

 1.組太刀5本

 2.組杖10本

 3.三十一の組杖

 4.十三の組杖

 5.剣対杖



【素手による対武器の稽古】
 こちらが素手の場合、武器を持った相手と対応する稽古も行います。
素手による対武器の稽古の主だったものを以下に列挙します。

 1.太刀取り

 2.杖取り
   *こちらが杖を持っている時、素手の相手がこちらの杖を奪おうと
    掛かって来る場合、杖を掴もうとする相手を投げる技である
    「杖投げ」も稽古します。

 3.短剣取り(短刀取り)



今後、武器術(武器技)に関する踏み込んだ説明を適宜行おうと思います。


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